【作ってみたシリーズ番外編】Codexを使ってインベーダーゲームを作ってみた。

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こんにちは。

本日はOpenAIのAIエージェントであるCodex を使ってインベーダーゲームを作りました。
BGMや中ボス・大ボスの設定も組み込み、作成開始から3時間ほどで形に。

この記事では、CodexのVS Code拡張設定方法から、使い方を実体験で解説します。

Codexについて

CodexとはOpenAI社が提供しているAIエージェントです。
AIエージェントとは、指示した目標を達成するために自律的に行動するシステムです。
プログラミングの知識がなくても、言葉で指示するだけでコードを書いたり、アプリそのものを作成してくれます。

Codex CLIについてはターミナルで使う必要がありましたが、8月末にVS Codeの拡張機能が提供されCodexとして使用可能となりました。
拡張機能を有効にすることでパネルに追加され、チャットしたり、ファイル編集の指示を出したり何やら便利になるそうです。

普通のAIと何が違う?

一般的な生成AIはWEBブラウザ上で動くことが多いです。ChatGPTはアプリありますが。
Codex CLIはPCのローカル環境で直接動きます。
そのため、インターネット接続が不安定な場所でも問題なく利用できます。

VS Codeの拡張機能を使用する場合はインターネット接続が必要

さらに自律的に動いてもくれます。
例えば、「このコードにバグがあるから直して」と指示するだけで、自動でバグを見つけて修正案を提示してくれたり、修正したりします。

このように熟練者にとって「も強力なアシスタント」として活用できる効率化ツールです。

CodexのVS Code拡張機能追加

つらつらと説明を書きましたが、ここからは実際にcodexIを使用してみようかと思います。

使用条件としてChatGPT Plus以上のアカウントが必要です。

VS Codeの拡張機能を開き、検索窓でCodexと入力。
すると「Codex – OpenAI’s coding agent」が出てきます。

 

 

インストールし有効にします。

サインイン画面が出てくるとはずなのでアカウント名とパスワードを入力します。
すると、エディター右上部にChatGPTのマークが表示されるなのでクリックします。

設定によって違いはあるかもしれませんが、エディターの右か左かにCODEXと表示された枠が出現します。

 

 

 

CODEX下部にテキストボックスとLocal・Agent・Mediumと表示されています。

Localについては「クラウド」か「local」か切替ることができます。
クラウドを使用する場合はWeb版のCodexから設定する必要があるみたいです。

Agentについては、「Chatモード」か「Agentモード」を切り替えできます。

  • Chatモード:ChatGPTのように会話形式で動作
  • Agentモード:会話的なコード生成にプラスして修正などを自動化

もうひとつ「Agent(full access)」はあまり推奨されていません。
誤って重要なファイルを消してしまったりリスクもあるみたいです。

最後に一番右にあるReaoring effortです。

 

 

 

これは推論力の設定です。「High」「Medium」「Low」「Minimal」と4つあります。
「High」に設定すると時間はかかりますが、性能が向上するそうです。
「Minimal」に近づくにつれ処理は高速になるそうですが逆に性能は低下します。

使ってみる

Codexを利用してインベーダーゲームを作成してみようと思います。

今回は「Chatモード」・Reaoring effortは「High」に設定。

テキストボックスにプロンプトを投げかけます。

 

 

 

Workingの文字が出現し、推論が始まります。

するとCodeが表示されます。

 

 

 

 

いろいろ触っていく中で実際に作成したゲームがこれです。(BGM音量大きめなので注意)

まとめ

冒頭で説明しましたが、大体3時間ほどでここまで作りきることができました。

BGMやエフェクトなど後から追加しているので、最初からプロンプトに組み込んでおけば1時間もかからなかったかもしれません。

ターミナルのみではなくチャット形式でも作業を行えるので、初学者には大変便利なツールだと思います。
まずはチャット形式から慣れていくことがおすすめです。

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