まさかの診断結果 ― 息子と猫、家族のこれから
4月某日。
生後5か月になる息子を見守っていたときのこと。
起きているときも、眠っているときも、顔を掻く仕草が止まらない。
「これはおかしい…」
そう直感し、妻と相談のうえ皮膚科を受診しました。
アレルギー検査の結果が出た瞬間、言葉を失いました。
「猫アレルギー、数値MAX」。
信じられない。
いや、信じたくない。
なぜなら我が家には、もう12年近く共に過ごしてきた大切な家族――3匹の猫がいるのです。
オス1匹、メス2匹。
仕事でうまくいかず心が折れそうになったときも、楽しい時間を分かち合ったときも、いつもそばにいてくれた存在。
ただのペットではなく、心の支えであり、家族そのもの。
そんな彼らが、まさか息子にとって「アレルゲン」になるなんて…。
「どうする? どうしたらいい?」
頭の中を何度もぐるぐると同じ問いが回ります。
半信半疑で受けた検査。
どこかで「きっと大丈夫」と思っていた自分。
でも結果は、紛れもなく現実。
息子の健康を第一に考えなければならない。
でも、これまで共に生きてきた猫たちを手放すなんて考えられない。
「これからも一緒に暮らすには、何か方法はないだろうか?」
必死に答えを探そうとしています。
――なんていうことだ。
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